♥ Admin ♥ Write ♥ Res ♥  
ゲーム録
ゲーム記録ブログ。 ゲームしながら見たり書いたり出来るようにしてあるメモ書きのようなもの。
 1 |  2 |  3 |  4 |  5 |  6 |

「これで貧乏ガンナー卒業ですね。なんだかもったいない気がしますよ?」
ワレメガネが皮肉を交えて微笑む。

「転任の話があるんですが・・・その前に心残りを片付けさせてもらえませんか?」
ワレメガネのこんなセリフを聞いてから、ほんの数ヶ月。
秘薬もこんがり肉もすべてワレメガネから供出してもらい、文字通り目のまわるようなクエストを大量にこなして、今。

ギルドカードは金色になり、大連続狩猟で回復薬Gも金も潤沢にまわるようになった俺。
もう闘技場掃除のアルバイトも卒業だ。

装備は夜砲にナルガ一式。
ワレメガネのはからいで行商ばあちゃんとも話がつき、たまには生肉や光蟲なんかも持って来てくれることになった。
商品の「大人買い」も経験して、アイテムボックスの整理にあたふたしている俺を見て、合鍵が横で笑う。

「資金潤沢になったから、ちょっと他の武器にも手出ししてみるかなー」
早速ガンスを買い込み、剣士装備を作って所持金がまた二桁になる俺。
「・・・・・・・・・・ちょっと安心しました(笑)」


ポッケ村では、新人ハンターが育ちつつあった。
俺たち雇われハンターは次の開拓地へ向かう必要があった。
だがその前にやることがある。
この村の伝説を最後まで見届けなくては。
だからこそ「ぶら下がりレベル上げ」に目をつぶってここまできた。


「もうG3なんですから、一流ハンターですよ。いつまでも自分を卑下しないように。」
顔に出ていたのか、ワレメガネが真顔でそう言った。



 

PR

所持金4253z
闘技場掃除をするには多少余裕があって
上位相手にするにはジュウベエとの連携が心もとない。

とはいえ、下位もなぁ・・・とモンスターリストを繰っていたら、ふと討伐数0の文字に目が止まった。

オオナズチ、ナナ、テオ・・・ 討伐数 0

「そうか、撃退だけだったっけな・・・」
上位になったら討伐できるようになるだろうと思って、気長に待ってるつもりが忘れていた(笑)
「いってみるか。」
防具もあるし、ヤバけりゃ逃げればいいし、即死するような事態にはならんだろ。

俺は、ジュウベエとの初狩りの相手を、オオナズチに決めた。

これが悪夢の始まりだった。


オオナズチ。
前回あっさり撃退したので、さっぱり記憶に残っていない、霊龍。
ということは、討伐もラクだろうと想定したわけだ。
そして見えない相手からは距離を置きたいので、モノデビルキャスト改に貫通弾を。
そこまでは正しい。

間違ったのは、オトモの選択だ。

オオナズチの突進で脳震盪を起こした俺。
ここまではまだ仕方が無い。よくある話だ。

ジュウベエが駆け寄ってきた。
初めての狩りなのに良くできた奴だ、さすがはワレメガネのオトモ!
と俺は思った。内心、心底喜んだ。

次の瞬間。
俺は目を疑うことになる。

ジュウベエは俺の目の前でぴたりと立ち止まり、見え隠れするオオナズチに向かって挑発踊りをしたのだ。

ケインなら、わき目も振らずに飛んできて俺を起こしてくれたろうに・・・。
ショックが大きすぎて、愕然とジュウベエを見た俺。
そして当然、ノーガードのまま、オオナズチのタックルと毒吐きを喰らう。
おかげで目は覚めたものの、体力とスタミナをごっそり持っていかれ、こんがり肉と秘薬をひとつずつ消費するハメになった。

「お前なー・・・」
休憩に戻ったキャンプで、文句をたれる。
「?」
まるっきりわかっていない、ジュウベエの片目がくりくりして。
「起こさないだけじゃなく、挑発するって何だよ?!」
ジュウベエは鼻を鳴らした。
「前の旦那さんはスーパーエリートだったニャ。みんなのソンケーのマトだったのニゃ。」
・・・・だから何だよ(怒)こんなヘタレに付き合いたくないとでも言うのか。
ルーキーじゃないと意外と扱いが難しいもんだな。前の旦那さんの影響が残るし、仲がよくないのに攻撃力が大きいと、嬉しくない巻き添えを食らうことも増えそうだ。
・・・・ケインは大丈夫だろうか?(汗

「わかった、当分お前はアテにしない。」
聞こえたのか聞こえてないのか、ジュウベエは返事をしなかった。

更にオオナズチから距離を置く。
高台もつかう。
優秀なオトモがいないというのは、かくも辛いものかと思うほど、面倒だ。
エリア4の高台から下を覗き込みつつ撃っていたら、意外と大きなオオナズチで、衝撃で飛ばされた。
岩壁に頭をぶつけて、そのまま二度目の脳震盪。
幸い、高台のおかげで、それ以上のダメージは食らわなかったが、当然、ジュウベエは助けに来ない。
時間は刻々とすぎていく。
死にこそしなかったが、文字通り、というか二重に気が遠くなるような時間をひっくりかえって過ごすことになる。
いつもはうるさいランゴも、太陽光蟲も寄ってこない。
その間にオオナズチは姿を消した。
ああ糞、イライラする。



黙々と剥ぎ取りをする。
無事オオナズチを倒したのに、気持ちが晴れない。後味のよくない初狩り。
ケインと出合った頃は、一人でもラクに狩りができていたからか、こんなにトラブったことはない。
下位の頃からこつこつと、満遍なく連れ出すのがやはり良い育成コースになるのだろうか。
少なくとも、ハンターに負担がかからないことは確かなようだ。

「旦那さん、拾ってきたニャ!」
ジュウベエが得意げに広げたポーチの中には、カラの実が1個入っているだけ。

俺はがっくりと肩を落とした。
・・・・先が思いやられた。
 

「相変わらずオトモアイルーの成長バランスが偏ってるニャ。もっとまんべんなく連れ出して欲しいニャ。」
もう何度目だろうか、ケインが俺に文句をたれる。
「とは言ってもなぁー。」
良くなついて、ナルガクルガを大タル爆弾で怯ませるのが大得意の爆弾魔。
大物狩りが続くと、ついケインを連れ出しがちだ。
G級採取ともなると、面倒な雑魚も多いため、採取専用に育てたボーイを連れて行くと、やられまくって散々な状況になったりする。小型狙いのカーンもダメだ。掃除もしてくれなければ採取も中途ハンパ。下位クエストをくるくるお散歩しているのが関の山。
レギュラー陣でさえ、ケイン以外はこんな状況、控えに至ってはなにをかいわんやだ。

「いっそ、ほかの爆弾ネコを育てるとかどうニャ?」
確かに、爆弾ネコとガンナーの相性がいいので使いがち、というのもある。
しかし・・・
「でもお前だって狩りに行きたいだろ?引退してネコ教官やる性格じゃないよな。」
ケインは顔をゆがめた。俺と同じく、訓練所では全力を出せない現場主義。
「そりゃ~~・・・そにょ・・・もうクエストに出たくないなんてことはにゃ・・・ニャ・・・・いニャ~・・・」
言いにくそうに、でも自分に嘘はつけない性格。
「まだまだ現役のお年頃ではあるニャ。」
五体満足な俺達に、まだ引退は早い。
俺だって、ケインを控えに押し込めたくはない。

「でも、気分転換に旦那さんを替えてみるという手はなくもないニャ。」
ケインがちょいと首をかしげて、上目遣いで俺をみた。
「解雇じゃニャくて。お友達のハンターさんに預けるといいニャ。」
そういや、町にはブリーダー兼トレーナーを商売にしているハンターもいるという。
「預ける、か。」
真っ先に浮かんだのは当然のことながらワレメガネだ。
「ウチは控えまで全員最大なつき度ですから。」と豪語していたのを思い出す。
ケインなら俺の唯一の最大なつき度達成の相棒だし、エリート集団の中でもうまくやっていけるだろう。

「・・・というわけなんだが、もらってやってくれないか?」
「・・・ケインなんかもらっちゃっていいんですか?!」
酒場で唐突にオトモを差し出されたワレメガネ、当然のことながらびっくりしている。
オトモの交換はよくある話だが、「相棒」の交換は多少意味が違ってくる。
「我が強くて、自分で旦那さん選んじまうんだから、仕方ないじゃないか。」
嘘だけど。

「じゃあ、うちの爆弾ネコと交換しましょうか。急に爆弾猫いなくなると不便でしょうし。」
「そりゃありがたいね。」
「じゃあこの子で。」
ひょい、と差し出された灰トラ猫。右目に肉球スタンプ模様の黒いアイパッチをしている。
「名前はジュウベエです。」
「あのジュウベエか~!」
忍装束の伝説のハンターの名前を貰ったのだろう。本人(猫)も、まんざらではないらしく、得意げに胸を張って見せた。ワレメガネらしい選択だな。

「じゃあ、お前も行け、な。」
ケインを促す。振り返って、ケインのくりっとした大きな瞳が、俺を見上げる。
「引退まで一緒にいるつもりだったけど、仕方ないよな?」
「ちょっと修行に行ってくるニャ、旦那さんより先に、ミラ狩って力つけて戻ってくるニャ。」
「いきなりミラ行く気か!」
「そうニャ。戻ってきて主従逆転しニャいように、せいぜい気をつけることニャ~」
言いながらケインの目がウルウルしだしたのに気がついて、思わず笑いそうになった。

「これはもらっておくニャ。では行くニャ!」

いつぞや俺がつけた守りのピアスをキラリと光らせて、
ケインは俺の返事も待たずにワレメガネのところへ突進して行った。
・・・・ま、これぐらいでよかったのかもしれない。

 

G級クエストなんぞ、一人で出るもんじゃない、と思っていたが、
ついつい好奇心から、樹海へ向かった。
チャチャブー20匹討伐。
どうせ巣に突撃しなきゃいかんのだろうと覚悟したのだが、散歩がてら歩いているうちに半数ほど討伐してしまった。
得物はガオレンズベル、1発で気絶、2発で討伐。
あのチャチャブーに攻撃の隙を与えない。

「ほう、こいつぁいいや。」
なんとなくゴキゲンになる。
まぁ、ゴキゲンなのも単体討伐しているときだけで、どうせ最後は大群&キングとご対面しないと返してもらえそうに無いが、その準備もぬかりない。

「けむり玉」
実は今回、初めて使うわけだが、要は煙幕。

俺は巣に踏み込み、キングを確認するや、キングに向かってけむり玉を投げた。
続いて、手近にいたチャチャブーを1匹~2匹討伐。
煙が薄れてキングが突進してきたら、退避。
その繰り返し。

少しでも欲張ってウロウロしようものなら、チャチャブーお得意のナタが飛んできて、防御350の装備でさえも、あっというまにネコタクのお世話になる。
ここは慎重にいきたい。

チキン?
なんとでも言うがいいさ。G級クエスト一人でやってるんだから。
ちなみに、俺のハンターネームの冠は「野良★ハンター」だ。
黒星か白星かは気分による。

まぁそんなこんなで。
チャチャブー20匹無事討伐。
はじめてのおつかいならぬ、はじめてのG級は勝利で幕を開けた。

「やぁCain、ご機嫌ですね。」
「おう、新しいものがあるっていいな。退屈しないよ。」
村ですれ違って挨拶をかわす。
G級に昇格して後、さっさと農場を拡張し、いわゆる「G級素材」たちとご対面。
追加されたカタログを眺めつつ、トレニャーさんを1500ポイントで雇ってあちこちに送り出す。
自分は当然、G級採取クエストなどをしつつ、まったり過ごしている。
G級クエストにソロで出るほど大変な思いは・・・・当分ご免こうむりたい。
せめてワレメガネとの超高速連続狩猟とヒプノックの傷が癒えるまで。

とはいえ、新しいものがたくさんあるので、ぼんやり過ごしているわけでもない。
鎧石が雑貨屋で手に入るようになったので、買い込んで調合。
残りは、クエスト内で調合しなければいけないものと、フエールピッケルぐらいか。
調合リスト埋め・・・当然、勲章狙いだ。

フエールピッケルを狙って、トレジャーに繰り出す。
ガオレンズベルのおかげで、岩の破壊がラクになり、トレジャーハントしやすくなった。
千年樹の種を持ったままブルファンゴに追われて死ぬかとおもったり、連れて行ったオトモのボーイがチャチャカボチャを担いでいて、チャチャブーと間違えて撃ちかけたり(?!)
まぁ、よくある話なんだが。ほのぼの過ごしている。

「うちの娘が上位になりましてね・・・もう装備に金がかかってたまりませんよ!」
ワレメガネの隣にいた合鍵が苦笑してみせ、
「うちのは・・・キリン装備で相変わらず走り回ってますね・・・目のやり場に困ります。そのうち風紀委員会を立ち上げないといけないかもしれません。」
ワレメガネがため息をつく。

ポッケ村は、今日も平和だ。


 

Copyright(c)  ゲーム録  All Rights Reserved.
*Material by *MARIA  * Template by tsukika
ブログ [PR]テレビ 植毛
ブログ内検索
プロフィール
HN:
AZUKI
性別:
非公開
自己紹介:
コミュニケーション下手のオンラインゲーム好き。
99%ソロ活動。強くなる前に飽きる。
気に入っていたGunZが終了したため、
新しいゲームを探し中。
只今の時刻
カウンター
最新CM
[05/20 AZUKI]
広告エリア
最新TB
バーコード